海外子育てで学んだ最大限の愛情表現、オキシトシンの増やし方
この記事を書いた人 カナダのバンクーバー在住一児の母 Kanna 初めまして。カナダのバンクーバー在住Kannaです。 現在1歳2か月の息子を育てる一児の母です。 初めて親になってから気づいた親が子どもに出来る最大限の愛情表現を私の経験をもとにお話しできたらなと思います。 育児の方法で悩んでいたり、初めての子育てで不安な方、そんな方々にぜひ読んでいただきたいと思います。 初めての子育てでいっぱいいっぱいだった頃 育児にはいろいろな方法がありますが出来ればきちんとした情報が欲しいと思っていました。 先輩ママからのアドバイスは役立ち、他にも本を読んでみたり、ネットで調べていました。 ネットで出てきたのは “YouTubeは見せちゃダメ” “離乳食は5か月からが理想” “ミルクよりも母乳がいい” こういう情報でした。 この情報が入ってくることによって自分が子育てをしっかり出来ているか心配になったこともありました。 子どもが親から与えられたいものとは? 私はネット情報をもとに自分の中でルールを決めていた時期もありました。 しかしそのルールを作ったもののそれだけに集中してしまい、自分のルールに支配されていることに気づきました。 赤ちゃんや子どもが親から欲しいものはなんでしょう? それはきっと愛情なのではないでしょうか。 夜な夜なネットで色々な情報を集めることに焦点を当てるのではなく、目の前にいる子どもにどうやって愛情表現が出来るかを考えるようになりました。 子どもとスキンシップや抱っこをする 私が出産した病院では、赤ちゃんが生まれてすぐに母親の胸に直接肌と肌を合わせて赤ちゃんを抱っこすることが推奨されていました。 これはカンガルーケアと呼ばれるものです。 日本でも導入されているところもあるみたいです。 また退院後も肌と肌を触れ合わせて赤ちゃんが安心するように抱きしめてあげてと伝えられました。 このように抱っこをすることやスキンシップを図ることにより 親子ともにオキシトシンというホルモンが分泌されます。 これは別名幸せホルモンと言われることも。 またハグをするとオキシトシンが分泌されストレスが減るという研究結果も出ています。 オキシトシンの役割って? それでは、オキシトシンってどんな役割を私たちの体の中でしてくれているのでしょうか? · 幸せな気持ちにしてくれる · ストレスが緩和される · 免疫力が上がる · 感染症予防 · 睡眠の質が上がる · 不安や恐怖心を減らしてくれる いい事だらけですね!! オキシトシンを増やす方法とは? · スキンシップ · マッサージ · ハグ · キス · 友達とのご飯 · 楽しく話す · 人に優しくする · 家族団らんで過ごす · 笑顔を作る 人と触れ合わなくてもオキシトシンの分泌が増えることが明らかになっています。 私が実践している愛情表現の仕方 寝る前に抱きしめて安心させてあげる 抱きしめられるのが恥ずかしいお子さんには、その日にあった楽しかった出来事を教え合うのもいいですね。 生まれてきてくれてありがとうと思いを伝える 誰にも言っていませんでしたが我が子の耳元でこそこそと伝えるようにしています。 実際に思っていても伝わらないこともあると思い、言葉にしています。 笑い合えることをする ニコニコしている人と過ごしていると自分まで幸せになれるので 子どもの前で笑顔で過ごすようにしています。 最後に 子どもは無償の愛を与えてくれます。 私も無償の愛を我が子に言葉や行動で伝えるように心がけています。 育児方法を気にすることよりも、愛を与えることで私の不安や悩み事がなくなりました。 今回は親子で一緒に幸せホルモンが溢れる時間を共有するためにすぐ出来ることを紹介しました。 私たちが子どもに愛情表現をすることによって私たち自身も幸せになり、愛情表現を受けた側も幸せな気持ちになれるなんて一石二鳥と感じました。 子どもと過ごす時間が少なくても色々な方法で愛情はしっかり伝えられます。 穏やかな気持ちで楽しい日常が送られるように意識して過ごせたらハッピーですね。